食育の伝道者

ヘルスメイト

自立して一人暮らしをすることを考えた場合、どうしても食生活は乱れがちですが、そもそも正しい知識がなければ栄養バランスのとれた食事をとることはできません。そこで、ふらっぷでは自立した後の食事面の健康管理のために、ささえ愛センターからヘルスメイトを招いて食育と調理訓練を実施しています。

ヘルスメイトとは?

「私達の健康は私達の手で」をスローガンとして、食を通した健康づくり、食育を広める活動をしているボランティアの方々です。

正式な名称は「食生活改善推進員」で、「食生活改善推進員養成講座」を受け、修了した方が認定されます。現在の会員数は約17万人で、全国各地の市町村に協議会組織を持って活動しています。その発足は昭和20年代に遡り、当時大きな問題となっていた食糧不足からくる栄養失調を防ぐために保健所が開設した「栄養教室」がルーツとなっています。


ヘルスメイトの活動

様々な団体・施設・学校などから要望を受けて出張料理教室や「おやこの食育教室」、「土曜チャレンジ」、「高齢者のための低栄養予防講座」などを開催されています。

ただ料理教室を開くのではなく、子どもや高齢者、子育て世代などの参加者に合わせた内容で、季節感や旬の食材を使うなど様々な工夫をして健康な食生活を普及することに努められています。


食育と調理訓練の様子

ふらっぷでは3か月に1回くらいの頻度でヘルスメイトをお呼びして、2回1セットの食育と調理訓練を実施しています。1回目はヘルスメイトと参加者で献立を相談し、レシピとその栄養素の説明などをします。2回目では1回目に考えたレシピで一緒に料理を作って食べます。

 

今回は近くに食料品店がなかったためできませんでしたが、近所にスーパーなどがある場合は買い物から一緒に行くこともあるそうです。買い物から準備、片付けまでの全てが料理だと仰っていたのが印象的でした。


参加された方の声

今回が初めての調理実習だったので少し緊張しましたが、無事にできたように思います。豚のしょうが焼きを担当しましたが、しょうがをすりおろしたり調味料をまぜたりするのは特に問題なくできました。トマトやキャベツを切るのは少し難しかったですが、なんとかこなすことができました。豚肉を焼くときに並べるのに時間がかかり均等に焼くことができなかったけど、焦げたりはしなかったので安心しました。他の班の人の作ったポテトサラダやかきたま汁もふくめてうまくできていたと思います。他の人と一緒に作業をしましたが、自分から話しかけていけたのはよかったと思います。

普段自分で料理をする機会がなかったので貴重な経験でした。今回はポテトサラダに挑戦しましたが、じゃがいもの皮むきに苦労しました。ピーラーで皮むきをしましたがじゃがいもの形も色々でやりにくいものもあり大変でしたが、けがをすることなく終えられて安心しました。

きゅうりを包丁で切るときは最初太く切りすぎてしまいましたが、後半はある程度食べやすい大きさに切ることが出来たと思います。しょうが焼きもかきたま汁もおいしかったです。もし今後自分で作る余裕があれば挑戦したいです。

料理毎に分けれて3グループでの作業でしたが、皮むきときゅうりのカットは全員で分担してスムーズにできたと思いますし、盛り付けも3人で分担して素早くできたと思いますので良かったと思います。

料理を作るのは久しぶりだったのですが、ミスなく手際よく作ることができました。今回はあらかじめマニュアルが用意されており、マニュアル通りならば、自分でも作ることができると思いました。できた料理はおいしかったです。みんなで食べるものなので失敗しなくて良かったと思いました。わからない時は先生に指示を聞けたのも良かったと思いました。ただ、自分よりも他の方がコミュニケーションを取っていたので、次回は自分ももっと話ができると良かったと思いました。口頭の指示に対しても、私は上手く対応できていたと思います。集中力や体力も最後まで保つことができ、自分の手が空いた時も、積極的に次の仕事を探せたことも良かったと思いました。

<次回に向けて>

次回はもっと自ら積極的にコミュニケーションを取りたいと思いました。

おわりに

 利用者の方が自立された後も生活は何年、何十年と続いていきますこの料理教室が自立後の健康管理の一助となれば幸いです